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当院に寄せられるよくある質問にお答えいたします。
歯並びがきれいになるというのは見た目だけの問題ではなく、虫歯や歯周病の予防にもつながります。噛み合わせが良くなると食事の際にしっかりと噛めるので健康的なお体も目指せますし、運動能力や集中力も向上させる可能性が高いと考えています。発音にも影響を与えるので、お子さまの健やかな成長において歯並びはとても大切です。今後のことを考えると、矯正治療を受けるメリットは大きいと思います。
顎の骨に重大な問題がある方(顎変形症)や先天的な疾患のある方(厚生労働大臣が定める疾患)の場合は、健康保険で治療を受けられるのですが、ほとんどの場合矯正は「保険外」です。当院の料金は、材料費と人件費と光熱費から算出された大学病院の治療費をもとに決めています。当院では細かく価格設定 をして、なるべく治療を受けやすいように対応しております。
当院でも、なるべく永久歯を抜かないように治療したいと考えております。例えば、ガタガタの歯並びをきれいにしたい場合、顎の大きさが十分であれば歯を動かすだけで治療できます。歯の大きさと本数に対して顎の大きさが足りていない場合は、歯並びを整えても前歯が突出した状態になってしまうので、抜歯をして歯の位置を動かすしか方法がありません。そうならないためにも成長期のうちに顎を大きくしておくのがおすすめです。
顎の大きさや位置に問題がある場合は、小学生から治療を始めてください。成長期であれば噛み合わせや顎の大きさを変えやすいですし、永久歯を抜歯せずにきれいな歯並びを手に入れられる可能性が高くなります。顎に問題がなく歯の位置だけが気になる場合は永久歯が生えそろった後、12~13歳以降や大人になってから治療を開始するのが効率的です。治療の計画をスムーズに進めるために、転居する可能性が低い時期を選びましょう。転勤(転居)、進学、就職、結婚などの予定があれば、カウンセリングの段階で相談してください。
大人の方の場合、約2~3年通院していただくことが多いです。なるべく歯や骨に負担をかけずに歯並びを整えていくために、矯正装置をつけてから1ヶ月に約1ミリずつ歯を動かしていくので、通院の間隔は月に1回程度です。Ⅰ期矯正とⅡ期矯正どちらも行うお子さまの場合、治療の期間は長くなりますがⅠ期矯正は3~6ヶ月ごとに経過を見る時期もありますので、通院の回数は想像されているよりも少ないのではないでしょうか。
個人差がありますが、通院して装置を調整した約2時間後から痛みを感じ始める患者さまが多いです。小さな子どもさんほど痛みが軽く、痛みを感じる期間も短いようです。小学生で1~2日、中学生が2~3日、高校生以降は1週間程度、特有の痛みを感じる方が多いようですが、徐々に慣れて緩和されていきます。
歯の表側ではなく裏側につける装置もありますし、表側でも歯と同じ色の装置にすることによって、従来の矯正よりも目立たないように治療を行うことが可能です。中には、カラフルなゴムをつけて矯正を楽しまれている患者さまもいらっしゃいます。
柔道やラグビーなど、激しいスポーツの場合は注意していただく必要がありますが、一般的なスポーツであれば問題ありません。激しいスポーツをされる場合は、歯を保護するマウスピースを装着していただくのがおすすめです。